写真●米Seagate Technologyのノートパソコン用SSD「Seagate 600 SSD」
写真●米Seagate Technologyのノートパソコン用SSD「Seagate 600 SSD」
[画像のクリックで拡大表示]

 米Seagate Technologyは現地時間2013年5月7日、半導体ディスク(SSD)の一連の新製品を発表した。ノートパソコン用の「Seagate 600 SSD」は、同社初の消費者向けの製品となる。

 Seagate 600 SSDは、2.5インチサイズで厚さ7mmと5mmがあり、容量は120Gバイト、240Gバイト、480Gバイトの3種類。標準的なハードディスク装置と比べ、起動は約4倍速く、アプリケーションの読み込みは2倍以上高速としている。SATA 6Gb/sインタフェースをサポートする。

 企業向けでは、エントリーレベルの「Seagate 600 Pro SSD」が2.5インチサイズで容量は最大480Gバイト。SATA 6Gb/sインタフェースをサポートする。データセンターやクラウドシステム、コンテンツ配信ネットワークなどの低消費電力サーバーおよびストレージでの採用を想定する。

 高性能コンピューティングやデータ分析など複雑な処理に用いられる企業ストレージやサーバーには「Seagate 1200 SSD」を提案する。SAS 12Gb/sインタフェースをサポートし、SAS 6Gb/sにも接続可能。サイズは1.8インチまたは2.5インチ。容量は最大800Gバイト。

 ハイエンドサーバー向けPCIeカード「Seagate X8 Accelerator」は米Viridentの技術を利用した。容量は最大2.2Tバイト。「Microsoft SQL Server」「Oracle Enterprise Server」「MySQL」「VMware」といったデータベースおよび仮想化アプリケーションで最大限性能を発揮するとしている。

[発表資料へ]