写真●無料VoIPアプリケーション「Viber」を手がけるViber Mediaのサイト
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 スマートフォン向けの無料VoIPアプリケーション「Viber」を手がけるViber Mediaは英国時間2013年5月7日、デスクトップ版Viberのリリースを発表した。ビデオチャット機能を備え、WindowsとMac OS Xに対応する。

 Viberは、モバイル端末で無料通話とチャットが楽しめるアプリケーションとして人気を集めている。これまでAndroid、iOS、Windows Phone、BlackBerry対応版などを提供してきた。デスクトップ版ではモバイルアプリケーションと同様の使いやすさと、テキストや写真メッセージ機能、グループチャット機能などを提供するほか、パソコンどうしでビデオチャット(ベータ機能)が行える。

 携帯電話番号とモバイルアプリケーションに送られてくる認証番号を使ってログインし、モバイルとデスクトップ間で連絡先情報やメッセージを同期できる。また通話をモバイルとデスクトップ間で切り替えることも可能。

 「Viber for Windows」「Viber for Mac」はViberのWebサイトからダウンロードできる。

 また同社は、Android、iOS、BlackBerry版のアップデートも発表した。BlackBerry版はデスクトップ版との通話の互換性を確保し、AndroidおよびiOS版ではビデオメッセージ機能の追加、新たな音声エンジンの採用、写真機能の向上、対応言語の拡大などを実施した。

 さらに同社は、Viberのユーザーが2億人を突破したことも明らかにした。

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