写真●Google Earth Pro 7.1の画面
写真●Google Earth Pro 7.1の画面
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 米Googleは現地時間2013年4月22日、地図表示ソフトウエア「Google Earth」とプロ向け有償版「Google Earth Pro」の新バージョン「7.1」(写真)を公開した。米Leap Motionの「Leap」モーションコントローラーをサポートし、画面の前で手を動かすだけでGoogle Earthを操作できる。

 Leap Motionが昨年5月に発表したLeapコントローラーは、キーボードやマウスを使わずに指先や腕の動きでコンピュータを操作できる小型のUSBデバイス。ディスプレイ手前の約0.2立方メートルの3次元空間で、両腕と10本の指の動きを毎秒290フレームの速度で追跡する。指や手を大きく動かして地図を拡大/縮小したり画像を回転させたりするほか、指先やペンを使って署名するなど細かい線を書くことも可能(関連記事:小型モーションコントローラー「Leap」、米新興会社が発表)。希望小売価格は79.99ドル(2013年2月27日以前の先行予約では69.99ドル)で、5月13日に出荷を開始する予定。

 そのほかGoogle Earth Pro 7.1では、凡例やスケール付きの地図を印刷可能な形で直接書き出せるマップ作成機能「Map-Making」と、特定の位置の計算や距離測定、ビュー表示が行えるツール「Viewshed」を追加した。

 Google Earth 7.1は専用サイトから無償でダウンロード可能。Google Earth Pro 7.1は同社サイトを通じて購入できる。通常価格は399ドルだが、米国の太平洋夏時間4月23日午前9時まで登録した場合は、199ドルの特別価格で提供する。

[発表資料(1)]
[発表資料(2)]