NTT西日本は2013年4月19日、光ファイバー接続サービス「フレッツ光」において、割引サービス「Web光もっと2割(Web光もっともっと割)」を5月1日から開始すると発表した。NTT西日本の公式Webサイトからフレッツ光とWeb光もっと2割を同時に申し込んだユーザーが対象となる。新規契約だけが対象だが、従来の割引サービス「光もっと2割」よりもさらに値下げとなる。
戸建て向けで最大速度が1Gビット秒の光ファイバー接続サービス「フレッツ 光ネクスト ファミリー・スーパーハイスピードタイプ 隼」を契約する場合は以下の通り(表1)。従来の光もっと2割は1年目と2年目の料金が月額4515円、3年目は4315.5円と8年目まで段階的に月額料金が下がる割引サービスだった(関連記事)。
新サービスのWeb光もっと2割は1年目から月額4000.5円とする(図1)。1~2年目は光もっと2割より514.5円安く、光もっと2割の6年目の料金と同等となる。通常料金の月額5670円と比較すると、初年度から月額1669.5円の値下げとなる。ただし、複数年契約の自動更新となり、更新タイミング以外でのサービス中止は最大3万1500円の解約金が発生する。はじめは2年、2回目からは3年契約となる。
Web光もっと2割の提供期間は5月1日から9月30日まで。新サービスの提供に伴い、Web経由の申し込みで月額料金が2カ月無料になる「Web割引」は4月30日で新規受付を終了する。
NTT西は光もっと2割を通じて、スマートフォンを利用しているが固定回線を契約していないユーザーや、他事業者ユーザーの乗り換えを狙う。