米Googleは現地時間2013年4月18日、2013年第1四半期の決算を発表した。売上高は139億6900万ドルで前年同期から31%増加した。傘下のMotorola Mobilityの事業を除いたGoogle事業の売上高は129億5100万ドルで、前年同期の同条件の売上高から22%増加した。

 会計原則(GAAP)ベースの純利益は33億4600万ドル(希薄化後の1株当たり利益は9.94ドル)で、前年同期の28億9000万ドル(同8.75ドル)から16%増加した。

 当期の業績を事業別に見ると、傘下のWebサイトによる売上高は86億4000万ドル(Google事業売上高の67%)で前年同期比18%増。パートナーサイトからの売上高は32億6000万ドル(同25%)で同12%増加した。

 傘下のWebサイトとパートナーサイトを含む広告のペイドクリック総数は前年同期比で約20%増、前四半期比で約3%増。クリック単価は前年同期比、前四半期比ともに約4%低下した。提携パートナーに支払う手数料(TAC)は29億6000万ドルで、広告収入に占める割合は前年同期と同じ25%だった。また米国外の売上高は71億ドルとなり、Google事業の売上高の55%を占めた。

 Motorola Mobilityの売上高は10億2000万ドルで連結売上高の7%を占めた。また営業損益(GAAPベース)は2億7100万ドルの赤字を計上した。

 当期末時点の正社員数は5万3891人(このうちMotorola事業は1万5152人)で前期末時点から若干減少した。Google事業の正社員は約1000人増えたが、Motorola事業が同程度減少した。

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