写真●MailboxのWebサイト
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 iPhoneなどiOSを搭載する端末で米Googleの「Gmail」を便利に使えるアプリケーションとして話題になっていた「Mailbox」が予約制を廃止し、誰でも利用できるようになった。同アプリケーションの開発チームが現地時間2013年4月16日に公式ブログで明らかにした。

 Mailboxは、2013年2月にiOS向けにリリースされた。スワイプ操作だけでメールのさまざまな操作が手軽にできるアプリケーションとして登場直後から評判になり、その後米DropboxがMailboxを買収するなど話題が尽きず、テクノロジー系ニュースサイトやブログなどで大きく取り上げられた(関連記事:Dropbox、クラウドベースの電子メール管理アプリ「Mailbox」を買収)。

 だが利用者の急増によるサービスへの負荷を抑えるため、これまでは「App Store」からダウンロードした後、予約番号を取得して、順番を待たなければならなかった。

 Mailboxの開発チームはブログで、「10週間におよんだハードワークの結果、我々のエンジニアはついにサービスをスケールアップすることに成功した。新規ユーザーを受け入れられる準備が整ったため、予約制を廃止した」と述べている。

 なお2013年4月17日現在、同アプリケーションはApp Storeで最新版「バージョン1.2.0 」が公開されているが、アクセスが集中しているためかボタンを押してもエラーが出てダウンロードできない。海外メディア(SlashGear)は、Mailboxは莫大な数の利用者が集中すると予想しており、すぐにアクセスできなくても、しばらくすれば利用できるようになるだろうと伝えている。

[Mailbox公式ブログへの投稿記事]