米Microsoftがタッチ操作可能な腕時計型コンピューター端末を研究開発中、と米Wall Street Journal(WSJ)が現地時間2013年4月15日に報じた。

 それによると、Microsoftは2013年初めに複数のアジアの部品メーカーと連絡を取り、腕時計型と見られる端末の部品を依頼した。また部品メーカーの幹部の一人は、米ワシントン州レドモンドのMicrosoftの本社に行き、Microsoftの研究開発チームと会ったという。WSJはある部品メーカーの幹部の話として、Microsoftが部品メーカー各社に求めたのは、1.5インチサイズのディスプレイだと伝えている。ただしMicrosoftは、計画を中止する可能性もあるという。

 一方、米SlashGearは、スマートウォッチと呼ばれる小型端末はこれまでいくつか市場に登場しているが、Microsoftの端末はそれらとは異なり、Windows 8やWindows PhoneとOSレベルで連携する可能性があると伝えている。

 SlashGearによると、Windows Phoneと連携する端末については、2月にスペイン・バルセロナで開催された「Mobile World Congress 2013」でフィンランドNokiaも言及している。このときNokiaは、スマートウォッチなど特定の機能を備えた端末のコンセプトについて説明し、異なるタイプのウエアラブルデバイスについて研究開発を終えていることを示唆したという。