インターネットイニシアティブ（IIJ）は2013年4月15日、同社のプラットフォームを利用してWebコンテンツを閲覧者へ配信するCDN（Contents Delivery Network）サービス「IIJ GIOコンテンツアクセラレーションサービス」の提供を開始した。最大20Gバイトのファイルを配信することが可能。初期費用・月額基本料無しで、データ転送量に応じた従量課金制（15円/Gバイト）が特徴だ。

　同サービスでは、同社データセンターに顧客のWebコンテンツのデータをキャッシュして、閲覧者へ配信する。国内の主要なインターネット・サービス・プロバイダ（ISP）と直接接続し、経路情報交換を行うため、遅延の少ないWeb閲覧環境を提供できるという。

　DDoS攻撃対策機能を標準で実装する。また、独自ドメインによるSSL暗号化通信にも対応する予定であり、問い合わせフォームやECサイトの決済フォームなど、情報の秘匿性を保つ必要があるWebページでの利用にも適するようになるとしている。