TBSテレビとBS-TBSは2013年4月11日、ドキュメンタリー番組「THE 世界遺産」の特別編「THE 世界遺産 4K Premium Edition(仮)」を4Kカメラで撮影すると発表した。

 4Kでの撮影によって、映像コンテンツの表現力および品質の向上と、世界遺産映像資料としての価値の向上を目指す。「4Kですべてを撮影したテレビ番組のレギュラー放送は日本初」としている。

 4Kカメラで撮影した映像は、ひとまず通常のハイビジョン映像にダウンコンバートし、BS-TBSで放送する。放送開始時期は2013年6月で、毎月1回の頻度で2014年3月まで放送する。第一弾、第二弾となる番組素材の撮影のために、エジプトやイタリアで既にロケを実施しているという。

 海外での放送や、インターネット配信も視野に入れている。番組の題材のラインアップとしては、「アブ・シンベルからフィラエまでのヌビア遺跡群/エジプト」「ラヴェンナの初期キリスト教建築物群/イタリア」「日本の世界遺産から一つ」「自然遺産1」「自然遺産2」を挙げている。

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