住友商事とKDDIは2013年4月11日、両社が共同で実施したジュピターテレコム(J:COM)株の公開買い付け(TOB)が4月10日に終了したと発表した。買い付けの結果、KDDIが所有するJ:COMの議決権の割合が4月17日付けで40.47%となり、KDDIの連結子会社となる。

 公開買い付けは、KDDIと住友商事が50%ずつ出資して設立したSPC(特定目的会社)である「NJ」と、KDDIの2社が共同で実施した。今後両社は、期間中に買い付けに応じなかった残りの株式すべてをNJにより買い取る手続きを進める。

 その後、NJはJ:COMと合併し、J:COMは上場廃止となる。これによりKDDIと住友商事が株式を50%ずつを持ち合う共同運営体制に移行する。

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