横浜市が2013年4月10日午前11時ごろに、ツイッターで「北朝鮮からミサイルが発射された」と誤った情報を投稿し、20分後に訂正する事故が発生した。
情報を発信したのは、同市の総務局危機管理室が市民に災害情報などを発信しているツイッターの公式アカウント(@yokohama_saigai)。「こちらは横浜市です。○より本日○時○分ころ(さきほど)、北朝鮮からミサイルが発射されたとの情報がありました。テレビ・ラジオ等で今後の情報に注意してください。」という文章を、午前11時19分に投稿した(写真)。このアカウントには3万9736のフォロワーがいる。
投稿された文章は、地域や時間が「○」になっていることから分かるように、危機管理室の緊急対策課の職員があらかじめ用意していたひな形の文章だったという。政府が運営する「全国瞬時警報システム(Jアラート)」からミサイル発射情報が発信された備えて待機していたが、パソコンの操作を誤ってひな形の文章を投稿。その後、誤りに気付き、約20分後の11時40分に、「先ほど配信したミサイル発射の情報は誤りです。お詫びして訂正します。」と、改めて投稿した。
危機管理室によると、市には市民から電話で苦情や問い合わせがあった。「市民に混乱を与え、申し訳ない」と謝罪している。