写真1●HP EliteBook Revolve 810の外観
写真1●HP EliteBook Revolve 810の外観
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写真2●ノートパソコンとしてHP EliteBook Revolve 810を使う
写真2●ノートパソコンとしてHP EliteBook Revolve 810を使う
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写真3●タブレットとしてHP EliteBook Revolve 810を使う
写真3●タブレットとしてHP EliteBook Revolve 810を使う
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 日本ヒューレット・パッカードは2013年4月8日、ノートパソコンのディスプレイ部分が回転する機構によって、ノートパソコンとしてもタブレットとしても利用できるようにしたコンバーチブル型パソコンの新機種「HP EliteBook Revolve 810」(写真1)を発表した。5月下旬に販売開始する。既存モデルと比べて32%薄く、22%軽量化した。価格(税込み、以下同)は、HP Directplusの直販価格で、Core i3搭載機が15万5400円から、Core i5搭載機が17万6400円から。

 ノートパソコン(写真2)としてもタブレット(写真3)としても使えるコンバーチブル(両用)パソコンである。仕組みは、パソコン本体(キーボード側)とタッチパネル付きのディスプレイを接続している部分が横に180度回転するというもの。ノートパソコンとして使う際には、ディスプレイの背面が上になるようにして閉じ、これを開くことでディスプレイが現れる。一方、ディスプレイの前面が外側にくるように閉じれば、閉じた状態でタブレットとして利用できる。

 今回のEliteBook Revolve 810は、同様の機構を採用したコンバーチブル型パソコンとしては、従来モデル「HP EliteBook 2760p Tablet PC」(2011年7月販売、12.1インチワイド)の後継機に当たる。EliteBook 2760pと比較すると、32%薄く、22%軽量化した。さらに、新たにきょう体にマグネシウム、保護ガラスに「Gorilla Glass2」を採用して、より堅牢性を高めた。

 新モデル(EliteBook Revolve 810)の主な仕様は、以下の通り。アーキテクチャーは、x86系CPUとWindows 7/8を採用したパソコンである。具体的には、以下の三つのパターンから選択する。

EliteBook Revolve 810で選択できるOS/CPU
OSCPU価格(HP Directplus、税込み)
Windows 7 Pro(64ビット)Core i3 3227U15万5400円から
Core i5 3437U17万6400円から
Windows 8 Pro(64ビット)Core i5 3437U17万6400円から

 ディスプレイは、11.6インチワイド(解像度は1366×768ドット)で、タッチパネル機能付き。ストレージは128GバイトのSSD。メインメモリー容量は4Gバイト。通信機能は、無線LAN(IEEE802.11a/b/g/n)とBluetooth。外部ディスプレイ出力はDisplayPort。USBポートはUSB 3.0×2。MicroSDスロットを備える。バッテリー持続時間は約8時間。大きさは幅212×奥行285×高さ22ミリメートルで、重さは約1.4キログラム。