スマートフォン共通ポイントサービス「スマポ」を運営するスポットライトとIDCフロンティアは2013年4月8日、パブリッククラウド上に構築したスマポのシステムと、実店舗システムを専用回線で接続したO2O(オンライン・ツー・ オフライン)システムパッケージ「スマポ安心ポイント連携」を発表した。スマポのポイントと、スマポ導入企業が独自に運用するポイントサービスとのセキュアなポイント連携・交換を可能にするものだ。スマポを導入する小売事業者向けに、同日から提供する。

 スマポは、実店舗に来店した利用者に対して、スマポ導入店舗全店に共通のポイントを付与するスマートフォン向けサービス。

 今回2社は、スマポのシステムをIDCフロンティアが運営するパブリッククラウド「IDCフロンティア クラウドサービス」上に構築。同システムと、スマポを導入する実店舗のシステムと専用回線で接続するシステムパッケージを提供する。これにより、スマポを導入し、かつ自社のポイントサービスも運用している小売事業者は、インターネットを介さずにスマポポイントと自社ポイントを連携/交換することが可能になる。

 第一弾として、ビックカメラが同システムパッケージを導入。スマポポイントをビックカメラの自社ポイントへ交換する連携システムを同システムパッケージ上へ移行する。