NTT東日本は2013年4月4日、NTT東日本が運営するアプリマーケット「フレッツ・マーケット」に対応したセットトップ・ボックス(STB)「光BOX3」を発売すると発表した。4月5日に販売を開始する。価格は8400円で、NTT東日本の営業エリア17都道県のフレッツ光サービス利用者が対象となる。

 従来機である光BOX2に比べ、リモコンにジャイロセンサーを搭載し操作性の向上を図った。筐体サイズは幅105mmで従来機より約3cmコンパクトになった。利用可能な機能はほぼ同じで、テレビ画面上にWebブラウザーを表示し、動画や地図、Flashファイルなどの視聴ができる。また、NTT東日本が情報機器向けに配信しているフレッツ・マーケット(月額210円)に加入するとオリジナルアプリが利用できる。OSにはAndroid2.3を搭載。ユーザーメモリは4Gバイトで、無線LAN(IEEE802.11b/g/n)か有線LANでインターネットに接続する。

 従来機の光BOX2は、VCCI協会が定めるクラスB情報技術基準に適合しておらず、妨害波によってテレビ放送の乱れやラジオ放送への雑音が入る事象が入る可能性があると2013年1月に発表していた。NTT東日本は、光BOX2のユーザーに個別に光BOX3への無償交換を促す案内を発送する予定である。

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