Fandroid EAST JAPAN（以下Fandroid）は2013年4月1日、「伊達武将隊パズル」や、「仙台城音声ガイド」、「撮れたて仙台白菜」など地域振興のためのアプリケーションをリリースした（写真）。いずれも仙台市経済局の平成24年度情報産業支援事業として開発した。
Fandroidは東日本大震災を機に、仙台を中心に仙台のIT企業や勉強会・個人が集まり、Android技術者の育成と、Android関連ビジネスを活性化させることを目的に設立された団体（関連記事：ITの力を復興に - 「Androidで東北に仕事を作る」---Fandroid EAST Japan：ITpro）。現在は青森や秋田、岐阜にも支部がある。
仙台市の平成24年度情報産業支援事業は、スマートフォンのアプリケーション開発を支援することで、地域企業の技術力向上と人材の集積を図り、地域におけるソフトウェア開発拠点を形成することを目指した施策だ（関連記事 復興ニッポン：Androidで震災地の復興を支援、東北発の新計画が始動）。
今回リリースしたアプリは以下の通り。
・伊達武将隊パズル ～支倉常長 遣欧物語～（Android）
慶長遣欧使節団、支倉常長の遣欧の旅を、パズルゲームを通じて学習するアプリ。
・伊達武将隊 仙台城音声ガイド ～五城楼～（Android）
仙台城(五城楼)を伊達武将隊の声でナビゲーションする散策アプリ。
・撮れたて仙台白菜（iOS/Android）
仙台が元祖である白菜の歴史をカメラ機能、画像デコレーション、絵本、紙芝居などで伝えるアプリ。
・お掃除ファイターきららちゃん（iOS/Android）
タッチでゴミを切り、吸い込んで、センダイの町を綺麗にするアクションゲーム。
・HIROSEGAWA MUSIC PLAYER（iOS）
広瀬川の春・夏・秋のフォトスライドショーに自分のお気に入りの音楽を合わせて楽しむミュージックプレイヤーアプリ。
Fandroidは3年間で100人の技術者、100本のアプリをリリースすることを目標に活動している。
