NTTコミュニケーションズ(NTTコム)は2013年3月28日、同社のIaaS(インフラストラクチャー・アズ・ア・サービス)である「Bizホスティング Cloudn」に、オートスケーリング機能やロードバランサーなどを追加したと発表した。同時に「Cloud Foundry」をベースにしたPaaS(プラットフォーム・アズ・ア・サービス)である「Cloudn PaaS」の本格提供も開始した。

 Cloudnに今回追加したのは、システムの負荷が変動した際に自動的に仮想マシンの台数を増減する「Auto Scaling」、負荷分散機能の「Load Balancing Advanced」、複数のデータセンターで仮想マシンを運用できる「Facility Redundancy Zone」、大容量のファイルストレージである「File Storage」、複数データセンターにまたがる冗長構成の「MySQL」が利用できる「Relational Data Base」、DNSサーバーの「DNS」、運用監視機能の「Monitoring」、複数台の仮想マシンをまとめて展開する「Provisioning 」などである。Cloudnがモデルとする「Amazon Web Services」が備える機能を、Cloudnにも実装した格好だ。