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 米Facebookは現地時間2013年3月27日、モバイルアプリケーション開発者向け広告サービス「Mobile App Install Ads」の強化について発表した。リーチしたいユーザーをより細かく絞り込めるようにした。

 Mobile App Install Adsは昨年10月に正式リリースされたサービス。アプリケーション開発者は、ユーザーの属性や端末のOS(iOSまたはAndroid)に応じて、モバイルアプリケーションやモバイルゲームのインストールを促す広告を配信できる。広告効果の測定データも入手可能。

 今回の強化により、対象とするユーザーの条件として、OSの特定のバージョンと無線接続環境を指定できるようになった。たとえば、「Android 4.2」と「iOS 5.0」を搭載した端末でそれぞれ異なるメッセージの広告を配信したい場合や、特にWi-Fi接続専用の「iPad」への広告配信を考えている場合などに便利だとしている。

 そのほか、Facebookの広告管理ツール「Ads Create Tool」で、Mobile App Install Adsの広告ユニット作成と購入を手軽に行えるようにした。モバイルアプリケーション開発者は、同ツールを用いて大規模な広告キャンペーンを管理したり、Mobile App Install Ads以外のFacebookの広告サービスにアクセスしたりできる。

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