米Facebookは現地時間2013年3月26日、ターゲット型広告サービス「Facebook Exchange(FBX)」に関する小規模な「アルファテスト」を実施すると発表した。FBXベースの広告を、デスクトップ版のニュースフィード上にも表示する。
FBX(画面)は、ユーザーのFacebook外部でのオンライン行動に基づいて広告を配信するリアルタイム入札方式の広告サービスで、従来は画面の右側にのみ広告が表示される。新たに実施するアルファテストより、広告主は画面の右側とニュースフィード上に「Page post link ad」形式の広告を配信できる。
Facebookは、「ニュースフィード上の広告表示は、広告主にとって重要な意味を持つ。ニュースフィードはユーザーがFacebookのどの部分よりも時間を費やす場所だ」と述べている。
同アルファテストは、米TellApart、米MediaMath、米Nanigansなど、限られたデマンドサイドプラットフォーム(DSP)と協力して展開する。
なおFacebookは、ユーザーがニュースフィード上で目にする広告の数は従来と変わらないことを強調している。
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