写真●アップデートされた画面デザイン
写真●アップデートされた画面デザイン
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 米Microsoftは現地時間2013年3月25日、最新OS「Windows 8」で提供している「Mail」「Calendar」「People」アプリケーションのアップデートを発表した(写真)。パフォーマンスを向上し、新たな機能を追加したもの。3月26日から、Windows 8向けアプリケーションの配信/販売サイト「Windows Store」で順次提供する。

 Mailアプリケーションには、未読メッセージフィルターを備えるほか、アプリケーション内で直接フォルダーを作成・削除する機能、フォルダー内の複数のメッセージを選択して一度に移動・削除できる機能が加わった。

 フラグが付いた重要なメッセージの表示、宛先候補の提示、ドラフトメッセージの扱いやすさなども向上した。

 Calendarアプリケーションは、閲覧しやすいデザインに変更し、各予定の左ラインを色分けした。「Microsoft Exchange」に対応したビジネス用アカウントを所有しているユーザーは、スケジュールアシスタント機能により、ミーティングの設定や出席予定者の確認が行える。

 Peopleアプリケーションは、ナビゲーションを強化した。最新情報のフィードはソーシャルサービス別で分類でき、「Facebook」の友達のウオールにも投稿できるようになった。

 アップデートが可能になると、Windows Storeの画面右上に更新プログラムのリンクが現れることで分かる。Windows 8のスタート画面にWindows Storeをピン留めしていれば、ライブタイルにマークが表示される。

 なお、米Googleが「Microsoft Exchange ActiveSync(EAS)」へのサポートを打ち切ったため(関連記事:Googleの大掃除、「Google Sync」を終了へ、企業/組織向けには継続)、Calendarアプリケーションは「Google Calendar」と連携しなくなっている(米The Vergeの報道)。

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