Googleのコンテンツの1つ「Google Reader」のサービス終了(2013年7月1日予定)が、ネットで話題になっている。ジャストシステムの調査では、20%のユーザーが、同等のサービスなら有償でも利用したい、と考えていることが明らかになった。
 
 これは「Google Readerのサービス終了に関する調査」で、ジャストシステムが同社のクラウド型ネットリサーチサービス「Fastask」を通じて実施。事前のスクリーニング調査で、Google Readerを「毎日利用している」「週に数回利用している」と回答した700人を対象に、2013年3月19日から21日の間に実施した。
 
 これによると、仮にGoogle Readerと同等のサービスが有償で提供された場合、20.6%が「有償でも利用したい」と回答した。さらに希望する月額利用料金については、87.5%が「500円まで」と回答したが、「1000円以上」も6.2%あった。

 Google Readerに代わるサービスを既に検討しているかどうか、という質問に対しては、検討中は33.6%、移行済みという回答も7.6%あった。一方「検討していない」が30.0%、「代替手段が思いつかない」が27.1%で、まだ60%弱は代替手段を見つけていない。

 移行先のサービスに関する質問(複数回答)では、「Feedly」(48.5%)、「livedoor Reader」(44.3%)、「My Yahoo!」(39.6%)の順。移行検討中のサービスの満足度について、「満足している」は39.6%、「さらに新たな代替手段が提供されることを期待している」が38.7%で、ほぼ拮抗する結果となった。
 
 また、Google Readerのサービス終了については、73.0%が「終了するとは思わなかった」、70.8%が「急なことで困惑している」、76.4%の人が「無料でもユーザーのことを考慮すべきだと思う」と答えている。