カナダBlackBerry(旧Research In Motion)は現地時間2013年3月21日、同社の最新モバイルOS「BlackBerry 10」向けアプリケーション(アプリ)の数が10万本を超えたと発表した。

 同日にコンテンツ配信サービスのBlackBerry Worldで、米Amazon.comの電子書籍アプリ「Kindle」や、飲食店検索・予約アプリ「OpenTable」、米紙「The Wall Street Journal」のアプリなどがダウンロード可能になり、新型スマートフォンが米国で一般発売となる3月22日に間に合うとしている(関連記事:AT&T、「BlackBerry Z10」を199.99ドルで3月発売へ)。

 同社は、BlackBerry 10と同OSを搭載するスマートフォン「BlackBerry Z10」「同Q10」を2013年1月に発表し、Z10はすでにカナダや英国などで販売している。しかしスマートフォンのエコシステム(生態系)にとって重要と言われるアプリの数は同年2月時点で7万本だった。同社によると、それ以降7週間で急速にアプリの数が増えており、BlackBerryプラットフォームに対する反応は極めて良好という。

 BlackBerry 10向けのアプリは既にTwitter、Facebook、Foursquare、LinkedInなどが利用可能になっているほか、今後数週間以内にSkype、eBay、CNN、Rdioといった人気アプリも追加される予定。同社Global Alliances部門担当副社長のMartyn Mallick氏は「日々、著名なアプリの開発者が当社のプラットフォームに参加し続けており、ラインアップは今後も拡大していく」と述べている。

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