米Googleが新たなオンラインノートサービス「Google Keep」を準備中、と複数の米メディア(TIMESlashGearCNET News.comなど)が、Android関連のニュースブログ「Android Police」の記事を引用する形で、現地時間2013年3月18日に報じた。

 Android Policeによると、Googleは先週末に、Googleのクラウドストレージサービス「Google Drive」内でGoogle Keepを公開したが、すぐに閉鎖してしまった(現在はエラーページが表示される)。Google Keepはかつての「Google Notebook」のようなサービスで、色分けしたメモ、写真、Webリンクの保存のほか、to-doリスト作成といった機能を備える。

 Google Notebookは、Webページからさまざなな情報を切り取って整理したり、メモを書き留めたりしてノートとして保存できるサービス。2009年1月に開発中止を発表し、2012年に終了した。

 Google Keepの公開に最初に気づいた「Google+」のユーザー(ユーザー名は「1E100」)は、Google Keepのアイコン画像がGoogleのデータに追加されているのを見つけたという。また同ユーザーが調べた結果から、Google KeepはWeb版のほか、Android向けアプリケーションも用意されると見られる。

 Google Keepという名前が出るのは、これが初めてではない。Google+のGoogle公式ページでは、昨年7月に検索サービスの「Instant Preview」機能を紹介する記事が投稿され、掲載されたスクリーンショットに「save to Google Keep」という文字が写っている。

 なおAndroid Policeは、Google Keepが公開された短時間に収集したスクリーンショットを公開している。