写真●i-FILTERブラウザーのWeb管理画面
写真●i-FILTERブラウザーのWeb管理画面
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 デジタルアーツは2013年3月18日、URLフィルタリングなどのセキュリティ機能を備えたスマートデバイス向けのWebブラウザーソフト「i-FILTERブラウザー」(写真)の新版「Ver.2.1」を発表した。新版では、端末側にキャッシュデータやID/パスワードを保存させない運用が可能になった。iOS向けは同日から公開を開始しており、Android向けは2013年4月下旬に公開する。

 i-FILTERブラウザーは、スマートデバイス(Android、iPhone/iPad)上で稼働するWebブラウザーソフトである。、セキュリティ機能に注力しており、既存のWebブラウザーの代わりに使う。中核機能はURLフィルタリングで、アクセスしようとしているURLが危険かどうかを、その都度、専用のクラウドサービスに問い合わせてからアクセスする仕組みを採用している。

 今回の新版では、端末側にキャッシュデータやID/パスワード情報などを保存しないように設定できる。あるいは、端末側に保存されているこれらの情報を特定のタイミングで一括消去できるようにした。また、コンテンツのダウンロードや文字列のコピー&ペーストを禁止できるようにした。なお、こうしたポリシーは、Web管理コンソールからユーザーのグループ単位で設定できる。

 価格(税別)は、端末5台で年額1万6500円から。i-FILTERブラウザーの稼働OSは、iOS用がiOS 4.3以降、Android用がAndroid 2.2以降の各機種(動作を保証する機種は全9機種)。