ウルシステムズは2013年3月13日、ベネッセコーポレーションの進研ゼミ向けタブレット・システム開発を支援したことを発表した。ベネッセは、進研ゼミ「中学講座」での学習を支援するために、<チャレンジ タブレット>と呼ぶオリジナルのタブレットを開発。まずは、2013年4月より「中一講座」会員の希望者向けに導入を開始する。

 <チャレンジ タブレット>を通じ、Webを介して個別学習をサポートすることが目的。「テキストの手元動画解説」「ライブ授業」や「担任コーチの個別アドバイス」といったサービスを提供し、紙のテキストと併用することで学習効果の向上を図る。

 <チャレンジ タブレット>は、元々はPC向けに提供してきた各種サービスを、タブレット用にカスタマイズしたもの。Androidタブレット上で動くJavaアプリケーションとして実装した。コンテンツのフィルタリングやウイルスチェック、使用時間制限など、利用者の安全や安心を配慮した機能も加えた。

 ウルシステムズは、システム要件の策定やセキュリティなどの要素技術を検証。マルチベンダー体制の管理や全体アーキテクチャーの設計、技術課題の解決なども担い、開発プロジェクトを支援した。