写真●Googleが公開した「Google Glass」装着例
写真●Googleが公開した「Google Glass」装着例
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 米Googleは現地時間2013年3月12日、拡張現実(AR)機能を組み込んだめがね型ウエアラブル機器「Google Glass」の開発プロジェクト「Project Glass」において、視力矯正めがねにも対応することを明らかにした。

 Google Glassはモジュラー設計のため、ユーザーの視力に合わせたレンズおよびフレームと組み合わせることが可能という。同社は現在、度付きGoogle Glassに取り組んでいるとし、Google Glassチームのメンバーでウエアラブルコンピューティングの先駆者の1人でもあるGreg Priest-Dorman氏がテスト中のプロトタイプを装着した画像を「Google+」のProject Glass公式ページに掲載している(写真)。

 Googleによれば、度付きGoogle Glassは、米国在住の開発者や公募の当選者向けにリリースする「Google Glass Explorer Edition」には間に合わないが、年内に提供できる見込み。

 またGoogleは同日、米テキサス州オースチンで開催中のイベント「South by Southwest(SXSW) Interactive」で講演し、Google Glassのデモを実施したほか、Google Glass向け開発環境「Google Mirror API」について解説した(関連記事:Google、SXSWでGoogle GlassのAPI仕様について詳細を説明)。

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