日本IBMは2013年3月12日、コラボレーションソフトウエア「IBM Notes/Domino」において、ソーシャル機能を追加した「IBM Notes/Domino 9.0 Social Edition」(Notes9)を発表した。英語版のダウンロード販売を3月21日より開始し、日本語版は4月以降に提供を開始する。

 Notes9は、企業向けソーシャルソフトウエアや基幹システムなどの外部システムから出力される通知をタイムラインとして時系列に表示し、返答や承認といった外部システム上での操作をタイムラインから実行できる機能を持つ。

 インターフェースはIBMの企業向けソーシャルソフトウエア「IBM Connections」と統一した。ユーザーの活動状況をタイムライン表示する「Activity Stream」に対応したことで、Connections上でのつぶやきや活動状況の通知はもちろん、SAPやCognos、Twitter、Facebookといった外部システムからの情報をひとつのタイムラインで確認できる。また、外部システムを画面内に埋め込む「Embedded Experience」機能に対応、システムごとに操作ウィンドウを立ち上げなくても単一画面で外部システムの作業ができる。

 Notes9のライセンス料金は、1000ユーザー以下の企業および団体の場合で1ユーザー当たり2万3600円(税抜)となる。