米Googleは現地時間2013年3月11日、Webメールサービス「Gmail」のモバイルWeb版をアップデートしたと発表した。
昨年12月に米Appleの「iOS」に最適化したGmailアプリケーションをアップデート(関連記事)して以来、ユーザーインタフェースの新デザイン、検索機能の向上、「Google Calendar」との統合などを気に入ったという声が多く寄せられたため、同様のアップデートをモバイルWeb版にも施したとしている。
iOSのほか、Googleの「Android」、カナダBlackBerryの「BlackBerry」、米Amazon.comの「Kindle Fire」デバイスのユーザーは端末のWebブラウザーからモバイルWeb版Gmail(http://gmail.com/)にアクセスすると、iOS向けアプリケーションと同様のデザインと操作性を体験できる。Gmail画面上部のタブからGoogle Calendarの招待への返信や、「Google+」の投稿に対する「+1」およびコメント付加を手軽に行える。予測検索機能などによる効率的な検索も実現した。
Googleはまた、オフライン環境でGmailを利用するための「Chrome」用アプリケーション「Gmail Offline」にも同様のアップデートを適用した。
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