IMAGICA TVは2013年3月11日、3月8日開催の取締役会において子会社の「IMAGICA FTV」(3月1日付で設立)への事業譲渡を決定したと発表した。

 IMAGICA TVが譲渡を決定したのは、IMAGICA TVが運営している放送チャンネル「食と旅のフーディーズ TV」に関する放送事業と、食と旅関係のクライアントに関する制作受託事業、オリジナル・キッチン道具の開発・販売事業である。IMAGICA FTVは、食と旅のフーディーズTVおよびそれに付随する事業と、マッシヴメディアネットワークで運営しているレシピのソーシャルブログサービス「タベラッテ」の事業統合を行う。食と旅のフーディーズTVのケーブルテレビ局への販売および広告の受注業務は、引き続きIMAGICA TVが窓口となる。

 IMAGICA FTVは、このほかに食品関連の企業といったクライアントの販促活動におけるメディア活用戦略立案の支援といったソリューションサービスも展開する。レシピやオリジナル商品の企画プロデュース、レシピサイトエンジンのASPおよびSaaSでの提供、料理イベントや販促物のプロデュースなども実施する。
 
 IMAGICA FTVは、放送とインターネットを融合させた「食」の総合コンテンツ・メディアカンパニーという位置付けである。放送事業で培った映像企画制作力を生かし、インターネットやモバイルメディアにも対応したコンテンツビジネスの事業拡大を目指す。新会社は2013年4月1日に事業を開始する

[ IMAGICA TVの発表資料へ]

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