プラットイーズは、2013年3月7日と8日にプラットイーズ・フォーラムを開催、セカンドスクリーンを念頭に、各種ジャンル番組別アプリや連携技術のデモを実施している。

 テレビとセカンドスクリーン(スマートフォンなどのディスプレイ)を連携させて動作させるには、セカンドスクリーン側にコンテンツを表示するタイミングを合わせる同期が必要になる。同期の手段には、FingerPrint(番組に登場する音や画像・映像の特徴量をデータ化しておき、セカンドスクリーン側では特徴量を抽出してマッチングする)、ウォーターマーク(音や画像・映像に情報を電子すかしとして埋め込む)、IPDCなどの技術があり、多くの技術開発会社がソリューションを提供している。

 フォーラムでは、様々な同期技術の提供会社からの技術協力や、番組供給事業者からのコンエテンツ協力を得て、様々なシチュエーションに応じたセカンドスクリーンアプリのデモを行っている。

 プラットイーズは、番組供給事業者やチャンネル事業者からメタ情報や写真・動画などを預かり、各種サービスに合わせて配信するmics(multi-information control system)を運用している。例えば、このシステムにVOD配信監理やハッシュタグ管理などを関連付けて組み合わせた形でメタデータ管理することでセカンドスクリーン連携を進める、といった提案を行っていく。また、セカンドスクリーンサービスを恒常的に無理なく運用するため、シナリオ管理のオーサリングツールが必要不可欠としてシステム提案している。

[フォーラムの案内ページ]