画面●「Opera for Android」ベータ版の「Speed Dial」機能
画面●「Opera for Android」ベータ版の「Speed Dial」機能
[画像のクリックで拡大表示]

 ノルウェーOpera Softwareは現地時間2013年3月5日、Androidに最適化したブラウザー「Opera for Android」のベータ版をリリースした。米Googleの「Google Play」から無償でダウンロード可能だ。

 Opera for Androidは、Androidにネイティブ対応した新たなユーザーインタフェースを備え、レンダリングエンジンにはオープンソースの「WebKit」を採用する。同社は2月に、独自開発のレンダリングエンジンからWebKitへの移行を正式表明し、スマートフォンおよびパソコン向けOperaのほとんどの次期版でWebKitを実装すると述べていた(関連記事:Opera、月間ユーザー3億人を突破、WebKit移行を明らかに)。

 スタートアップ画面の「Discover」パネルは、注目記事をはじめ、スポーツ、技術、ライフスタイルなどユーザーが関心のあるコンテンツをまとめて表示し、手軽にチェックできるようにする。

 頻繁にアクセスするサイトをブックマーク登録できる「Speed Dial」機能(画面)では、登録したサイトのグループ化や整理、名前の変更などが手軽に行える。

 「Off-Road」モードは、モバイルブラウザー「Opera Mini」と同様の圧縮技術により、低速の接続環境でも快適なWebサーフィンを実現する。また、「Save for later」機能を使ってWebページを保存し、あとでオフラインでゆっくり閲覧することができる。

 そのほか、アドレスバーと検索ボックスが統合され、タブブラウジング機能とプライベートブラウジング機能も導入した。

[発表資料へ]