写真1●MWC2013のHTCブース
写真1●MWC2013のHTCブース
[画像のクリックで拡大表示]

 2013年2月25日よりスペイン・バルセロナで開催された「Mobile World Congress 2013」(MWC2013)に先駆けてHTCは、フラグシップAndroid端末「HTC One」を発表した(写真1)。一方、2012年10月に2機種を発売したWindows Phone 8端末の新機種はなかった。HTCは今後Windows Phone 8にどのように取り組むのか、HTCのCPO(Chief Product Officer)を務める小寺康司氏に聞いた。

(聞き手は山口 健太=Windows Phoneジャーナリスト


MWC2013のHTCブースでは最新のAndroid機「HTC One」が注目を集めています。一方、Windows Phone 8の新機種はありませんでした。HTCによる次世代Windows Phone機のコードネームとみられる「HTC Tiara」が一部で報じられています。

写真2●HTCの小寺康司氏
写真2●HTCの小寺康司氏
[画像のクリックで拡大表示]

 Windows Phone 8については、2012年10月に「Windows Phone 8X」(写真3)と「Windows Phone 8S」(写真4)の2機種をリリースしたばかりです。今回はAndroidのフラグシップ機を発表しましたが、HTCはAndroidとWindows Phoneという完全な2本立てでやっていきます。Windows Phoneはバージョン7や8になって使い勝手が大きく向上したと感じています。今後の端末についてはお答えできませんが、期待して待っていてください。

写真3●2012年10月発売のWindows Phone 8機「HTC Windows Phone 8X」
写真3●2012年10月発売のWindows Phone 8機「HTC Windows Phone 8X」
[画像のクリックで拡大表示]
写真4●Windows Phone 8Xと同時発売した「HTC Windows Phone 8S」
写真4●Windows Phone 8Xと同時発売した「HTC Windows Phone 8S」
[画像のクリックで拡大表示]