画面●ミクシィ「ノハナ」のWebサイトで誤配送トラブルを知らせる文書
画面●ミクシィ「ノハナ」のWebサイトで誤配送トラブルを知らせる文書
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 ミクシィは2013年3月4日から5日にかけて、2月19日に新規事業として開始したフォトブック作成サービス「ノハナ(nohana)」で、利用者にフォトブック2件を誤送付していたと発表した(画面)。

 ミクシィの説明によれば、影響を受けたのはノハナ利用者(2月末までのフォトブック配送数約6000人分)のうち2人。フォトブックの製造工場で、別々の用紙に出力されたこの2人の「フォトブック本体」と、「配送先ラベル」を取り違えてしまい、誤った宛先にフォトブックを送付してしまった。配送先ラベルには「製造番号」がアットランダムに振られているが、今回は2人分の製造番号が似通っていたため、取り違えが生じたという。

 ミクシィは既に2人を特定して連絡を取り、回収を呼びかけるとともに、正しいフォトブックを送付した。

 再発防止策として、フォトブック本体と配送ラベルを同一用紙に出力するためのシステム・機材の改修をしたうえで、3月11日の週から運用する。それまでの暫定措置として、スタッフを増員し、ラベルとフォトブックを正しく対応させる作業を徹底するとしている。

 ミクシィによると、システム障害やデータベースからの個人情報・写真データの漏洩はない。現時点では、影響範囲は該当する2人に限られるが、それ以外の利用者から問い合わせがあった場合は速やかに対応するとしている。

[ミクシィ「ノハナ」のお知らせ]