画面1●ミクシィが提供するAndroidアプリ開発支援サービス「DeployGate」
画面1●ミクシィが提供するAndroidアプリ開発支援サービス「DeployGate」
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画面2●DeployGateで作成できる「配布ページ」の例
画面2●DeployGateで作成できる「配布ページ」の例
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 ミクシィは2013年3月4日、Androidアプリ開発者支援ツール「DeployGate」(画面1)のサービスを拡充した。新たに個人開発者向けの「無料プラン」を用意するとともに、最大3万人にアプリを配信できる「配布ページ作成機能」の提供を開始した。

 DeployGateは、Androidアプリ開発者向けに、テストアプリ配信のためのプラットフォームを提供するサービス。ミクシィがSNSの「mixi」に続く新規事業開発の一環として2012年9月に開始した(関連記事)。日本語版と英語版を用意しており、既に世界93カ国で3400を超えるAndroidアプリ開発に利用されているという。

 Androidアプリの開発時には、多種多様なAndroid端末の実機における動作テストが不可欠だが、テスト用アプリの配布・検証作業は煩雑になりがちだ。DeployGateはこの作業をスムーズにするために、アプリの配布作業や動作ログの収集などを自動化するためのプラットフォームを提供する。

 新設した「Freeプラン」では4アプリ・20端末を上限に無料で利用できる。既存の有料プランの料金も実質値下げし、月額525円(税込)の「Lite」で10アプリ・100端末、月額3650円の「Pro」では50アプリ・3000端末、月額9975円の「Biz」プランでは100アプリ・3万端末まで利用できるようにした。

 新機能の「配布ページ作成機能」は、開発中のAndroidアプリを関係者やイベント来場者などに先行配信する時に使える。アプリの案内やリンク、2次元バーコードなどを含む配布ページ(画面2)を作成・公開するための機能を提供する。Freeプランでは1ページ、Bizでは最大10ページを作成できる。

[ミクシィの発表資料]
[DeployGateのWebサイト]