キヤノンマーケティングジャパンは2013年2月28日、中小オフィス向けSaaSサービス「HOME」について、同年4月上旬にラインアップを拡大すると発表した。同社が持つ複合機ビジネスの営業チャネルを生かし、他社ベンダーのサービスを含めて、中小企業向けのITサービスを一括提供する。

 自社サービスでは、クラウドストレージサービス「HOME-BOX」の容量を、従来の1ギガバイトから10ギガバイトまで拡張した「HOME-BOX2」を提供するほか、クラウド型資産管理サービス「HOME-MANAGER」をiOSやAndroidなどのモバイル端末にも対応させた。

 他社サービスでは、オプティムのMDM(モバイルデバイス管理)やネオジャパンの安否確認サービス、AOSテクノロジーズのリモートバックアップサービスなどを月額課金サービスとして提供する。