9.7型の高解像度版「TA09C-B41R3」。「Retinaディスプレイ相当」という
9.7型の高解像度版「TA09C-B41R3」。「Retinaディスプレイ相当」という
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10.1型の「TA2C-A41R3」。電子書籍を意識したサイズ
10.1型の「TA2C-A41R3」。電子書籍を意識したサイズ
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手のひらサイズのモバイルプロジェクター「PP-D1」
手のひらサイズのモバイルプロジェクター「PP-D1」
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 オンキヨーデジタルソリューションズは、Androidタブレット端末「SlatePad」シリーズを2013年3月8日から順次発売する。7型、8型、9.7型、10.1型の4サイズで、7型と9.7型には表示解像度の異なる2タイプを用意。計6機種を一気に投入する。法人向けチャネルと直販の「オンキヨーダイレクト」で販売する。オープン価格。

 9.7型の高解像度版「TA09C-B41R3」はQXGA(2048×1536ドット)で、第3世代iPadと同等の「Retinaディスプレイ相当」という。デジタル一眼レフカメラなどで撮影した写真のビューワーなどに向く。10点マルチタッチ対応。バッテリー動作時間は約9.5時間。直販価格は2万8800円(保証期間1年、以下同)。

 9.7型で解像度XGA(1024×768ドット)の「TA09C-A41R3」は、5点マルチタッチ対応。バッテリー動作時間は約7.5時間。2万5800円。

 10.1型の「TA2C-A41R3」は解像度1280×800ドットで10点マルチタッチ対応。バッテリー動作時間約11.5時間。2万5800円。8型の「TA08C-A41R1」は国内初の縦横比3対4縦(768×1024ドット)画面を採用しており、電子書籍を意識している。バッテリー動作時間約6時間。1万6800円。

 7型の2機種はWSVGA(1024×600ドット)の「TA07C-C41R1」と、WVGA(800×480ドット)の「TA07C-A41X1」で、ともに5点マルチタッチ対応。WSVGAモデルはminiHDMIポートを搭載する動画プレーヤー向き。1万4800円。WVGAモデルは厚さ約8.4mm、重さ約260gの薄型軽量が特徴。バッテリー動作時間は約4時間。1万480円。

 いずれもCPUにはARM Cortexを採用した。OSは7型の最廉価モデルがAndroid 4.0のほかはAndroid 4.1。共通で、電子書籍やアプリがダウンロードできるツール「Tapnow Market」、50GBまで無料で使えるオンラインストレージ「KDrive for Android」、日本語入力システム「Simeji」を導入済み。Google Playには対応していない。

 保証期間を90日に短縮した保証期間90日モデルは、それぞれ1年間モデルよりも直販価格で1000円安となる。

 あわせてタブレット端末などと組み合わせて使える手のひらサイズのモバイルプロジェクター「PP-D1」(同3万6800円)を発売する。光学エンジンにDLP Picoを採用。約3mの距離で70型の投写が可能。入力端子は、miniHDMIポート、AV入力端子(4極ミニジャック)、miniUSBポート。