NTTコミュニケーションズ(NTTコム)とGMOクラウドは2013年2月26日、25日から発生していた台湾でのデータセンター(DC)障害が復旧したと発表した。台湾のDC事業者、eASPNet Taiwanが台北市で運営するDCで火災が発生し、同DCを使用するNTTコムやGMOクラウドのサービスで障害が発生していた。

 eASPNetのDC障害によって、NTTコムが台湾で提供する国際データ通信サービス200回線と、NTTコムが提供していたコロケーションサービスの顧客15社でサービスが停止した。NTTコムのコロケーションの顧客の1社がGMOクラウドで、GMOクラウドが提供する「GMOクラウド 専用サーバーサービス」と「マイティーサーバー」の利用顧客644件が、サービスを利用できなくなった。

 NTTコムのコロケーションサービスは26日の11時43分までに復旧し、国際データ通信サービスは17時24分までに復旧した。GMOクラウドのサービスでは、12時までに顧客のサーバーへの電力供給が回復したとしている。