NTTコミュニケーションズは2013年2月25日、同社の台湾データセンター(DC)で火災が発生し、コロケーションの利用顧客や国際通信などに障害が発生していることを明らかにした。同日、GMOクラウドがクラウドサービスの障害を発表しているが(関連記事)、GMOクラウドはNTTコミュニケーションズ台湾DCのコロケーションを利用していた。

 NTTコミュニケーションズの台湾DCも、台湾の事業者から設備を借りたものである。火災が発生した台湾の事業者名などについては、25日23時現在で「確認中」(NTTコミュニケーションズ広報)としている。火災そのものは同日16時頃に鎮火したが、現在は電源設備の復旧をしており、サービスの復旧自体のメドはついていない。GMOクラウドによれば、同社のサービス利用顧客、644件が影響を受けているという。