韓国Samsung Electronicsは現地時間2013年2月24日、8インチディスプレイのAndroidタブレット端末「GALAXY Note 8.0」を発表した（写真）。HSPA＋ネットワークをサポートし、音声通話が可能。
同社がGALAXY Noteシリーズに8インチモデルを追加する計画は、複数の韓国ニュースサイトや米メディアが報じていた（関連記事：Samsung、iPad mini対抗の8インチ版「GALAXY Note」を2月発表との報道）。Galaxy Noteシリーズには、5.3インチのオリジナルモデルのほか、5.5インチの「Galaxy Note II」と10.1インチディスプレイの「Galaxy Note 10.1」があり、8インチモデルは米Appleの7.9インチタブレット「iPad mini」に対抗する製品という位置付けになると見られる。
GALAXY Note 8.0の仕様はほぼ報じられた通りで、ディスプレイ解像度は1280×800ドット（189ppi）、OSは「Android 4.1.2」（開発コード名は「Jelly Bean」）。動作周波数1.6GHzの「A9」クアッドコアプロセッサ、2Gバイトのメモリーを内蔵し、microSDカードスロット、500万画素のメインカメラと130万画素のフロントカメラを備える。
従来のGALAXY Note製品と同様に、手書き入力に対応し、専用スタイラス「Sペン」が付属する。また、画面を分割して異なるアプリケーションを同時に使用できるマルチウインドウ機能を提供する。
外形寸法は縦210.8mm、横135.9mm。重量は338g。無線インタフェースはIEEE 802.11 a／b／g／n（Wi-Fi）、Bluetooth 4.0などに対応し、ストレージ容量16Gバイトと32Gバイトモデルを用意する。2013年第2四半期に世界で順次販売を開始する。価格については明らかにしていない。
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