中国ファーウェイ・テクノロジーズ(華為技術)のモバイル端末部門であるファーウェイ・デバイスは2013年2月24日(現地時間)、スペイン・バルセロナで25日から開催される世界最大級のモバイル関連展示会「Mobile World Congress(MWC) 2013」に先立ち、端末事業の発表会を開催、「世界初」となる下り最大150Mビット/秒のLTE カテゴリー4に対応したスマートフォン「Ascend P2」を発表した(写真1)。

写真1●「Mobile World Congress(MWC) 2013」に先立ち2月24日に発表された新スマートフォン「Ascend P2」
写真1●「Mobile World Congress(MWC) 2013」に先立ち2月24日に発表された新スマートフォン「Ascend P2」
写真1●「Mobile World Congress(MWC) 2013」に先立ち2月24日に発表された新スマートフォン「Ascend P2」
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写真2●Ascend P2を発表するファーウェイ・デバイス会長兼コンシューマー向け事業最高経営責任者のリチャード・ユー氏
写真2●Ascend P2を発表するファーウェイ・デバイス会長兼コンシューマー向け事業最高経営責任者のリチャード・ユー氏
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 登壇したファーウェイ・デバイス会長兼コンシューマー向け事業最高経営責任者のリチャード・ユー氏(写真2)は、2012年10-12月期は全世界でのスマートフォンのシェアが世界第3位になったことなどを挙げ、コンシューマービジネスが好調に推移していることを説明。こうした好調な状況を背景として、同氏が「世界最速のスマートフォン」として紹介したのがAscend P2である。「世界最速」の理由として、下り最大150Mビット/秒のLTE カテゴリー4対応である点、OTA(Over The Air)パフォーマンスでも米Appleの「iPhone 5」、台湾HTCの「HTC one XL」、韓国サムスン電子の「Galaxy SIII」よりも優れていることなどを述べた(写真3)。

写真3●“世界最速”をアピール
写真3●“世界最速”をアピール
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