9980円と低価格で話題となった「DOSPARA TABLET」
9980円と低価格で話題となった「DOSPARA TABLET」
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 パソコンパーツ販売店のドスパラは2013年2月21日、IPS液晶を搭載しているとして販売していたタブレット「DOSPARA TABLET」が、実際は視野角の狭いTN液晶だった可能性が高いと告知した。

 2012年11月の製品発表時、製造元が示した規格書にはIPS液晶という記載があり、サンプル製品もIPS液晶を搭載していたとする。その後製品を発売すると、購入したユーザーから「視野角が狭く暗い」という指摘を受けた。ドスパラが複数の第三者機関に調査依頼をしたところ、TNパネルである可能性が極めて高いという結果が出たため、告知に踏み切った。同社は引き続き製造元と事態の究明を進める。

 継続して使用するユーザーには、謝罪として1000円分のQuoカードを送付する。また、ユーザーが希望する場合は返品を受け付ける。同社のWebサイトにQuoカードの申し込みや問い合わせ用のフォームを設けている。