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　日本ヒューレット・パッカード（日本HP）は、ビジネス向けA3対応インクジェットプリンターの新製品「HP Officejet 7110」を2013年3月7日発売する。無線LAN機能を標準搭載し、設置場所の自由度を高めた。直販の「HP Directplus」での価格は1万9950円。

　速乾性でにじまない全色顔料系の4色独立インクシステムを採用。印刷速度はモノクロ毎分15枚、カラー毎分8枚で、従来モデル「HP Officejet 7000」と比べてモノクロで約80％、カラーで約13％高速化した。インクのコストはA4カラー1枚あたり8.5円。

　モバイルプリント機能に対応。スマートフォンからWebページや写真を印刷できる「HP ePrint APP」日本語版や、スマートフォンやタブレットから印刷やインク残量の確認ができる「HP Printer Control APP」日本語版を利用できる。オプションで自動両面プリントにも対応する。

　解像度は最高4800×1200dpi。給紙容量は最大250枚（A4普通紙）。インタフェースはUSB 2.0、有線LAN、IEEE802.11b/g/n無線LAN。本体寸法は幅585×奥行き419×高さ189mm、重さ約8.5kg。