ファミリーマート、ファミマ・ドット・コム、エキサイト、スペースシャワーネットワークの4社は、4社による合弁会社「EVENTIFY」(イベンティファイ)がエンターテインメント事業を2013年2月22日から本格的に展開すると発表した。

 イベンティファイは、チケットの配券・販売、ファンサイト/ファンクラブの運営、イベント情報の管理などの業務を一括で請け負うサービスを開始する。エンターテインメント市場におけるこれらの業務は専門性が高く、権利元(主催者、各事務所)は、事業内容ごとに複数の関係者に業務委託をしているという。

 イベンティファイは、具体的には「チケットソリューション事業」「ファンサポート事業」「イベント情報サービス事業」の三つを柱に事業を展開していく。

 この中で、スペースシャワーネットワークは音楽チャンネル「スペースシャワーTV」「100%ヒッツ!スペースシャワーTVプラス」などの自社媒体を通じて、イベント情報・アーティスト情報の提供を行う役割を担う。また、イベンティファイの提供するサービスと連携することで、独立系レーベル/アーティストに対する総合サポート機能の拡充を図る。

 イベンティファイは、ファミマ・ドット・コムやエキサイト、スペースシャワーネットワークにより2012年4月に設立された。資本金は2400万円で3社による均等出資だった。2月21日に資本構成を変更する予定で、資本金は3億5000万円とする。ファミリーマートが新たに株主に加わり11%を出資する。ファミマ・ドット・コムが45%、エキサイトが34%、スペースシャワーネットワークが10%である。

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