画面1●新しいGoogle Nowでは、例えば映画チケットを購入すると、映画館に出かける時間を通知し、劇場に着くとチケットの2次元バーコードを表示する
画面1●新しいGoogle Nowでは、例えば映画チケットを購入すると、映画館に出かける時間を通知し、劇場に着くとチケットの2次元バーコードを表示する
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画面2●日本でも、Gmailと連動してフライト情報を確認できるようになった
画面2●日本でも、Gmailと連動してフライト情報を確認できるようになった
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 米Googleは現地時間2013年2月14日、Android向けパーソナルアシスタント機能「Google Now」の強化について明らかにした。新たな業務提携によりさらに多くの便利な情報を追加し、ウィジェットの形で提供することでより簡単に必要な情報を確認できるようにした。また、日本でもフライト情報が利用可能になった。

 Google Nowは「Android 4.1」(開発コード名「Jelly Bean」)以降で提供している機能で、ユーザーがいちいち調べなくても、そのときに必要と思われる情報を自動的に提示する。例えば、一日の始まりに天気予報、家を出て会社に向かうときには交通情報、好きなスポーツチームが試合をしていればスコア、といった具合にカード形式で情報を表示する(関連記事)。

 今回、映画レビューサイト「Rotten Tomatoes」、オンラインチケット販売サイト「Fandango」、および不動産サイト「Zillow」と新たに提携した。例えば、映画に関心があるユーザーには、Rotten Tomatoesの評価を含む映画情報カードを提示する。Fandangoでチケットを購入すると、映画館に出かける時間を通知し、劇場に着くとチケットの2次元バーコードを表示する(画面1)。

 Google Nowのウィジェットは、Android向け「Google Search」アプリケーションの最新版に搭載されている。ホーム画面やロック画面にカードを表示するので、いちいちアプリケーションを立ち上げなくても情報を確認できる。最新版は「Google Play」から無償でダウンロード可能。

 また、Google Nowの強化に伴い、日本でもWebメールサービス「Gmail」と連動してフライト情報を確認できるようになった。Gmailに届いた予約確認メールや搭乗案内メールに基づいて、運行状況や空港への交通手段などを表示する。当初は日本航空(国際線・国内線)と全日本空輸(国内線)に対応する(画面2)。

[米Google公式ブログ(発表資料)]
[グーグル公式ブログ(発表資料)]