日立システムズは2013年2月14日、ホットリンクおよびインフォライズと協業し、一般消費者が投稿するソーシャルデータと企業が持つデータを組み合わせて活用する「ソーシャルデータ活用・分析サービス」を開始すると発表した。

 同サービスは、発言に影響力があるインフルエンサーの情報を活用し、大量のソーシャルデータの中から必要なデータだけを抜粋、関連するカテゴリー情報やマスターデータと組み合わせてデータを分析する。具体的な機能としては、Twitterやブログで自社製品などとと一緒に発信されている関連ワードが何なのか、ランキング形式で提示する「気になるワード検索」や、カテゴリー別にソーシャルデータを解析し、件数や伸び率などから注目すべきワードを知らせる「おすすめワードランキング」、ソーシャルデータをリアルタイム検索できる「フリーワード検索」などがある。

 今後は、実売データや商品マスターデータなどと組み合わせた分析を4月より開始する。また、10月には既設のコールセンターで収集したデータや日立システムズのコンタクトセンターサービスを通じて収集したデータを活用した分析も開始するという。

 価格は、初期費用が10万5000円、月額費用が1ユーザーあたり10万5000円から。機能の拡張や実売データなど個別データの取り込みについては個別見積もりとなる。