画面●Skypeクライアントソフトウエアの最新版
画面●Skypeクライアントソフトウエアの最新版
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 米Microsoft傘下のSkypeは現地時間2013年2月13日、WindowsとMac OS X向けSkypeクライアントソフトウエアの最新版をリリースした(画面)。通話料金の支払いに使用するSkypeクレジットをプレゼントする機能「eGifting」を追加したほか、複数のバグを修正した。

 「Skype 6.2 for Windows」と「Skype 6.2 for Mac」では、友達の誕生日が通知された際に、Skypeクレジットを贈るかどうか選べる。Skypeクレジットを受け取った側は、贈ってくれた相手だけでなく他の人への通話にもSkypeクレジットを使用できる。

 また、Windows向けではツールバーのデザインを変更し、これまで連絡先リストの上下に分散していた「ホーム」「通話」「グループ作成」「連絡先追加」といった主要な機能を、連絡先リストの上にまとめた。

 そのほか「ctrl」キー+「enter」キーでインスタントメッセージ送信を行えるようにした。なお今回のバージョンから、米Intel製プロセッサ「Pentium 3」およびSSE2命令をサポートしていない同様のプロセッサを搭載したコンピュータへの対応を終了した。

 Mac OS X向けでは、ショートメッセージングサービス(SMS)を利用した認証機能において、携帯電話番号を入力する必要がないOne-Way方式への対応を図った。

 Skype 6.2 for WindowsとSkype 6.2 for MacはいずれもWebサイトから無償でダウンロードできる。

[発表資料(1)]
[発表資料(2)]