画面●Adobe Flash Playerのアップデートを促す表示
画面●Adobe Flash Playerのアップデートを促す表示
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 アドビ システムズは2013年2月13日、動画再生などに使われるソフトウエア「Adobe Flash Player」にセキュリティ上の脆弱性があるとして、アップデート(修正プログラム)をリリースした(画面)。アップデートを適用しないまま細工がされたWebページを閲覧すると、アプリケーションが異常終了したり、攻撃者によってパソコンが遠隔操作されたりする可能性がある。

 Flash Playerのアップデートは2月8日にもリリースされたばかりで、脆弱性の発見と修正が相次いでいる。

 脆弱性の影響は、OSの種類(Windows/Mac/Linux/Android)や、Webブラウザーの種類(Internet Explorer、Firefox、Chromeなど)を問わず、すべてのプラットフォームに及ぶ。特に、WindowsとMac上のFlash Playerについては、リスクのレベルが3段階で最も高い「1」と評価しており、早急なアップデート適用を呼びかけている。

 アップデート適用方法は利用しているOSやWebブラウザーによって異なる。情報処理推進機構(IPA)のWebサイトなどで解説されている。

[アドビの発表資料(英語)]
[情報処理推進機構(IPA)の発表資料]