図●米Harris Interactive企業評判ランキングの上位5社
図●米Harris Interactive企業評判ランキングの上位5社
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 米Harris Interactiveが現地時間2013年2月12日にまとめた企業評判ランキングによると、米Amazon.comが昨年の4位から順位を上げ、米Appleを抜いて初めて首位の座についた。Amazon.comの評判指数(RQ:Reputation Quotient)は82.62点で、5年連続で80点を上回った()。

 昨年首位のApple(RQは82.54点)は2位に転落し、3位は米Walt Disney(同82.12点)、4位は米Google(同81.32点)、5位は米Johnson & Johnson(同80.95点)だった。

 「たいへん優れた評価」の目安となる80点以上を獲得した企業は、トップ5に米Coca-Cola(RQは80.39点)を合わせた6社のみで、昨年の8社、一昨年の16社から減少している。

 今回で14回目となる同調査は、米国の一般民間人1万9000人以上が参加し、2012年11月12日~30日に実施した。まず認知度の高い60社を選び、社会的責任、情緒訴求、業績、製品/サービス、ビジョン/リーダーシップ、労働環境の6項目に対する評価をまとめ、ランク付けした。

 Amazon.comは6項目のうち5項目で5位以内に入り、そのうち情緒訴求と製品/サービスで1位になっている。Appleは業績とビジョン/リーダーシップで、Googleは労働環境でトップに立った。

 総合ランキングではそのほか、8位にソニー、11位に韓国Samsung、15位に米Microsoft、19位にトヨタ自動車、25位に本田技研工業が入っている。米Dellは26位、米IBMは28位、米Facebookは42位だった。ランキングの全内容は調査レポート(PDF文書)に掲載されている。

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