写真●「MANTA」の画面イメージ
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 東京メトロとNTTブロードバンドプラットフォーム(NTTBP)は2013年2月12日、東京メトロの駅構内無線LANを活用した情報配信サービスの試験を実施すると発表した。試験期間は2月14日から7月31日までである。

 試験では、スマートフォン専用アプリの「MANTA」(Metro Amusement Network Trinity App)を配布する。対応OSはAndroid(2.3以上、3.xは除く)と、iOS5.1以降。Androidアプリは2月14日に配布を開始し、iPhoneアプリは近日提供開始となる。

 MANTAをスマートフォンにインストールすると、各種の情報配信や無料インターネット接続サービスが利用できる(写真)。配信する情報は、現在いる駅の路線別時刻表や構内図、各路線の運行情報など。最新ニュース動画も提供する。沿線地域のスポット情報なども提供する予定。無料インターネットは、1回のアクセスにつき15分以内で、1日5回まで利用できる。

 試験サービスを利用できるのは、2月14日時点で銀座線の全19駅、北千住駅(千代田線のみ)、秋葉原駅、銀座一丁目駅、大手町駅、有楽町駅、日比谷駅、六本木駅、新宿三丁目駅、高田馬場駅、池袋駅、小竹向原駅の21駅である。サービス期間中に他の駅にも順次展開する。

 両社は、今回の試験を通じて、情報提供によるユーザーの移動動向などを検証する。利用状況などを踏まえて、将来の展開について検討していく。

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