「SPH-DA09II」の画面。端末に保存している音楽や映像を再生したり、大画面で地図や天気を確認できる。
「SPH-DA09II」の画面。端末に保存している音楽や映像を再生したり、大画面で地図や天気を確認できる。
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 パイオニアは2013年2月7日、iPhoneやドコモのスマートフォンと連携するアプリユニット「カロッツェリア スマートフォンリンク」シリーズ「SPH-DA05II」「SPH-DA09II」を発表した。実売想定価格は、SPH-DA05IIが4万円前後、地デジ放送やDVD/CDも視聴できるSPH-DA09IIが6万円前後。いずれも3月上旬より販売を開始する。

 カロッツェリア スマートフォンリンクは、接続したスマートフォンを車載機からコントロールできる7V型ワイドVGA液晶のアプリユニット。マルチタッチ入力に対応しており、スマートフォンと同じ感覚でさまざまなアプリを操作できる。また、GPSレシーバーや車速センサーを搭載しているため、専用アプリをインストールすれば、カーナビとして活用することも可能だ。

 アプリユニットとスマートフォンを接続するケーブルは、それぞれ別売りとなっている。Android(HDMI)用接続ケーブルセット「CD-HUV220」、Android(MHL)接続用ケーブルセット「CD-MUV220」、iPhone 4/4S/iPod用接続ケーブル「CD-IUV220」はいずれも3150円。2月に発売されるiPhone 5用のUSB接続ケーブル「CD-U220」とHDMIケーブル「CD-HM020」は各2100円だ。なお、iPhone 5の接続には、専用ケーブルに加えてアップル製の「Lightning Digital AVアダプタ」も必要となる。

 サイズはいずれも幅178×奥行168×高さ100mmで、重さはSPH-DA05IIが1.5kg、SPH-DA09IIが2.2kg。ハンズフリー通話用のマイクなどが付属する。