宮崎ケーブルテレビ(MCN)は、パームス企画と共同で地域情報配信サービス「まいぷれ宮崎」の提供を、コミュニティチャンネル「宮崎11チャンネル」のデータ放送で2013年1月に開始したと発表した。データ放送技術はメディアキャストが担当し、「まいぷれ」の全国フランチャイズ本部であるフューチャーリンクネットワーク(FLN)が運営・技術サポートを担当している。

 まいぷれは、地域密着型エリアマーケティング媒体として、FLNが2000年3月に千葉県船橋市で地域情報サイト「まいぷれ」を立ち上げた。開発したシステムや運営ノウハウ、ビジネスモデルなどを全国各地の地元企業・団体にフランチャイズ形式で提供し共同運営を行うことで、現在では全国156エリアでサイトを展開している。

 地域情報配信メディアとして、パソコンサイトだけではなく、モバイルサイトやデジタルサイネージなど各種メディアでの展開実績があり、最近ではデジタルテレビのデータ放送を活用した情報配信にも注力している。こうした中で、ケーブルテレビのコミュニティチャンネルを利用してデータ放送の形で提供するのは今回が初めてという。

 宮崎ケーブルテレビは2012年5月からデータ放送を開始しており、行政や防災などの地域情報を配信してきた。今回のまいぷれ宮崎の提供により、更なる地域情報の充実化を図る。地域の商店や団体などは、テレビのデータ放送でもイベント情報やセール情報などを、地域毎に効率的に発信することが可能となるという。

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